投資セミナー 2017

日時 場所 主催者 表題

セミナー内容

2017年9月10日

コクヨ会館

まぐまぐ X MONEY VOICE 日米株価の行方
 米国株はこれから3倍になる。市場分析の神髄と投資戦略の考え方
アメリカの政治はもたもたしているけれども、株式は絶好調である。
トランプ大統領は大変良い時期に大統領をひきついだ。
インフレ率は未だ低迷。失業率は最低水準。年来金利が上げられるか疑問がある。
今決まっている政治的リスクはない。
故に、アメリカ株は買いである。
現在、G20 参加国のTotal経済は全世界の90%に達する。
アメリカ株を空売りしたヘッジファンドは大損を食らっている。
トランプ政権の政策の遅れで、売りに回ってはいけない。
もし、トランプが辞任または弾劾されたら、(可能性は非常に低い)、副大統領が昇格する。
副大統領はTPP賛成派である。
その時はアメリカがTPPに復帰する。
マスコミの経済記事は不正確である。−90%位で考えてもよい。
世界経済は2016年6月がそこであったと思われる。
今の原油価額は安すぎる。今の価額が続けば、2-3年で産油国の経済は破産する。
アメリカのインフレ率は上がってきていない。
FRB 理事の発言がいろいろ報道されているが、その人がFRB の決定に投票権があるか否か注意すること。
江守の結論は現状利上げ出来る状況に無い。
日本と違ってアメリカの家庭の金融資産の内、53.5%が証券なのに対し、日本の家庭の証券比率は18%にすぎない。
株、債権が下がると、アメリカの家計支出は下がる。
あと3年、アメリカの景気は拡大する。
VIX指数のピークは年々下がってきている。
長期的にはダウ平均株価は2029年まで続く。
米国株のピークアウトはS&P500と10年債利回りの幅が縮まる。今は十分幅がある。
アメリカのインフレはWTIと連動している。WTIが上がらなければ、インフレ率は上がらない。

	講師  こころトレード研究所 坂本慎太郎
  年末までの日本市場―――受給と業績からのアプローチ 
トークは全く面白くなし。Reportはやめる。

	講師  炎のファンドマネージャー 本名 不明
割安バリュー株であなたも億の近道 三つの投資尺度を駆使して運用成績を高めよう
1999年メルマガを創刊し、18年経って今年3600号を配信した。
100万円を毎年倍に出来れば、7年で1億円になる。
企業訪問を重ねている。
バリュー株が成長株に変わるとき、投資資産は何倍にもなる。
バリュー株はIRに不熱心。キャッシュリッチ企業でも低PERに放置されている。
バリュー株が成長株に変化するタイミングを捉えることが重要である。
バリュー株の3つの尺度
PER 市場平均13倍−15倍を大きく下回る銘柄。
PBR 市場平均 1.0倍−1.3倍を大きく下回る銘柄
配当利回り 市場平均 1.6―2.0% を大きく上回る銘柄=配当性向高め
	大化け株を地道にさがす。上場株は約3700社ある。
地味な株でも問題なし。
流動性、市場を気にしない。
地方に隠れている湯棒株を見つける。
過去の大化け株の銘柄事例
平田機工(6258)600円が3年で20倍、=12,000円
ミクシィ (2121) 1,100円が3年で30倍 =20,000円 低迷時、時価総額=現預金額だった。
テノックス(1905)500円が今大化け進行中 =1,200 円
アドソル日新(3837) サイバーセキュリテイーの第一人者 4年前に比べて株価6倍、時価総額5倍
IPO後から値下がりしている銘柄からさがす。
アクアライン(6173)IPO時1,250円が安値760円まで下がった。
	直近高値 2,247円 2.96倍
	2.シンメンテナンス(6086) IPO 時 950円、836円まで下がり、直近5380円まで上がった。
	直近IPO有望株
	ズーム(6694)
	クロスフォー(7810)
	ネットマーケッテイング(6175)
	エコモット(3987)
	山王(3441)
	日創プロニテイ(3440)
	
講師 山崎和邦  野村證券支店長、三井ホーム、金融市場などを経て 
	現在武蔵野大学教授 
	  投資の常勝哲学
	不動産資産を除いて現金、金融資産を1億円以上持つ人は日本で70万人いる。
	株の天井、大底を見極めれば、大底から天井で2−3倍になる。
	定石を踏めば、数億円の資産形成も可能。
	現状は株価は老年期相場である。まもなく天井に達する。現金比率を高め、次の大底を待つ。
	東芝は現在仕手株
	2007年7月 および 2015年6月 大天井を当てた。
	GDP/マネイサプライ の比率が60% 天井圏である。
	これからの相場の下限 14,450円
	日本の個人資産 600兆円 その一万分の一 1億円の資産を作ろう。

パネルディスカッション=100分のフリートーク
発言者 江守氏 江と記す。
    坂本氏 坂と記す
	   炎のファンドマネージャー 炎と記す。
	   山崎氏 山と記す。
次々にコメントが出る。吉田が取捨選択できていません。また下記のreportについて質問されても答えられません。
別意見がある人のコメントには答えられません。

江 為替は長期のサイクルを当てはめると円高である。
2025年、65円と予測。
株は北朝鮮情勢次第だ。これから下がって、底を買っても戻りは21,000円
炎 6月20日の20300円から5.3%下がって19300円、
あと7%下がった18800円が底だろう。2018年は株高。

山 ダウ平均は株の指標としては当てにならない。今当初から残っている銘柄はGEのみ。
高い株価の銘柄にドンドン入れ替えている。
S&P 500がアメリカ株の状況を一番良くしめしている。
株価の動きは日米ともおおむね同じ方向に動くが、レベルが違う。 
炎 これから先円高に向かう。99円になったら大問題。
北朝鮮情勢 は円高、金高にふれる。
ただし、有事―日本の保険会社が米国債を売る―保険の支払いに充てる という新聞記事はウソ。
統計的に証明できる。米国債買われる。− 米金利上昇だから。
年末上昇期待の日本株は中小型株、JASDAQ, 現金Richな会社
江 アメリカ株 ダウ平均の銘柄はドンドン変わっているが、日本の日経平均は中身は殆ど変わっていない。
株価の水準も違う。
	日本は日銀が買い支えているから、あまり下がらない。
	日本郵政が日経平均に組み入れられていないのはおかしい。
今は日本株は町の状態。Cashに変えること。ただし10%位は何かよさそうな銘柄に投資する。
目的の多様化はだめ。
日本の個人資産は600億円。その100万分の一 6億円をねらおう。
アメリカ株は空売りしてはいけない。多くのヘッジファンドが失敗した。
アメリカ株はまだ3-4合目にいる。EPSから見て、高すぎない。
NASDAQ はバブル時 PER60倍だったが、今は27倍くらいだ。
金は全資産の10-20% くらい持つのが良いだろう。
原油 どう考えても割安。あと5年は続かない。産油国が破産する。Exxon
マスコミの情報に於いて、やChevronが割安だ。
山 ハイリスク、ハイリターン のJUNK債を買う手がある。ブラジルレアルは一時 ドル28円まで下がった。
アルゼンチン国債も下がったことあり。
	つぶれるか、倒産寸前の武富士、Sharp 160円まで下がった、
坂	パニックが起きたとき、債権の格付けが下がる。すると、債権を保持しているファンドが、必然的に投げる。
その時を狙って買う。欧州危機の時はイタリヤやスペインの債権を買った。今は新興国にリスクがある。
アメリカのHogh Yield債権も同じ。
通貨は半分になることは無い。通貨で仕掛けるのは、ブラジル、ロシアは良い。メキシコもBetterだろう。トルコもOK.
マスコミの情報では間違いが多い。地上波TVの意見はあまり重視しないこと。
まぐまぐ、Money Voice はより信用出来る。しっかり分析して有望株を買おう。
東京5輪のあと、どうなるかが重要。  
山	人間の知恵は、サイエンスは別として、2000年進歩していない。
株は常に歴史を胎んで動く。従来、オリンピックの時、株価は当年から下がった。
江 今現在、景気はいいはずなのに、そうは思っていない。オリンピック後はどうなるか判らない。
坂 オリンピックで東京にすべてが集中している。工事費、建設資材が上がっている。
投資はオリンピックの後も続くリニアー新幹線関連が良い。土木工事に強いところ。残土処理。鉄建が良いだろう。
	マクロに経済を見るとき、中国は外すこと。統計が信用できない。中国はなにか動き出したら考えれば良い。
炎 おすすめ株
IOT,サイバーセキュリテイー関連、自動車/EV関連、高利回り株 
江 私は住商時代、コモデイテイーを担当していたから、世の中の動きがわかる。例えば、今、銅が上がっている。
これは銅が安かった3−4年前から判っていたこと。銅の価額が4000ドルになったとき、鉱山会社は新規投資が出来ない。
これはあまり新聞記事にならない。それから3−4年経つと6500ドルになると投資が始まる。
パラジウムもその例に漏れない。上がってきた。
毎日、携帯のニュースを見て価額をチェックし、行き過ぎ、Capacity Overなどをチェックして入る。
これから資産を増やすのはアメリカ株がよい。
炎 有望な分野
債権
株はリニアー新幹線関連
縦抗掘削、横坑掘削(鉄建(1815)、古河機械金属(6715))、掘削残土処理(だいせき環境(1712)、DOWA,(5714))
PCIJD(3918)スマホ漫画が好調、
ヨシムラフード 好調
IPO株は信用で買いすぎになっている。
山  私のメルマガで月1万円払ってもらっている会員向け情報
会社が倒産すると、株価はゼロ円になる。ところがタカタは例外。
売り30円、買い18円で終わった。これは異常。
推測するに、自動運転技術があるから、豊田や日産が援助するのでは無いかとの思惑がある。
そこで、タカタの社債が年末に償還が来る。
タカタの破産が伝えられて、ファンドなどがタカタの社債を投げて、最後10円になった。
私は一万株5円で買う注文出したが、成立していない。
どこかが会社債権に協力すると、現在10円の社債が100円で戻るかもしれない。
あるいはデフォルトで、ゼロ円になる。
どなたか、ギャンブルするなら500万円 タカタの社債に賭けてみませんか?

まとめ  江守氏および山崎和邦氏の話が一番インパクトがあった。
		日本株はこれからせいぜい21,000円
		アメリカ株はこれからもあがる。

		                          以上

 

2017年
 8月5日

日本橋コングレスクエア
株)マジカルポケット

後援
日本証券新聞社
IPOジャパン
SBI証券
IRフォーラム2017
東京


「いい会社見つけよう」
基調講演1 「いい会社に投資をしよう」
  講師 鎌倉投信(株) 取締役 新井 和宏講師

・投資はシンプルに     安く買い高く売る
・欲との闘い         自分の経験  個人ではうまくいかない
                          プロでやると冷静になれる
・投資タイミング       プロでもわからない
                 大手は金融工学のモデルで投資できる
・株価が半値になっても応援する会社に投資をする
                 自分には分からない業種には投資しない
                 すぐに損切りをしない
・相場の追いかけはしない    デートレードはやらない
                   美人投票をしてはいけない
・高価格株価に投資をしない   下げがきつい
                     中小型株を投資対象にする
・現在の成績と成長性を切り離して考える
・塩漬け株とは無関心のことで長期投資とは違う
・経営者を判断する        長期ビジョンを語れる会社に投資する
                   長期ビジョンのない企業投資はリスクである
・プロでも投資タイミングは分からない       分からない分散投資をする
                              統計学的には20〜30社
                  無作為で分散投資が大切である
                  好きな株に投資をする作為があると分散がない

 ex  保有銘柄全体株が上がっている、分散が利いていない
     意図的に銘柄を入れ替える必要がある

まとめ  IRセミナーや経営者からの直接情報で会社方針を確認する
      企業業績を最初に見て判断材料としない

基調講演2 「2017年末に向けた相場の展望とIPO株で儲ける手法」
    講師 IPOジャパン編集長   西堀 敬

  ・相場サイクルは10周期で起きる
  ・今回のサイクルは英国EU離脱の2016年から始まる
   金融相場---官製相場---業績相場---送金融相場---逆業績相場
   ・ 米国の金融出口戦略、米国景気、政治リスク、地政学的リスク

IPO株投資

 ・公募・売出し買い、初値売りで儲ける
    値上がりを勝 値下がりを負とすると
    過去3年は勝率80%以上  2008年 40%もあるが

 ・上場当日のデートレードで儲ける
    初値で購入して終値で売る   1.9%のマイナス
    初値で購入して現在まで保有   1.3%の利益
    ロックアップルールで売りがでない
    初値がついても売りが出ない

 ・業績の上方修正・決算発表で買いその後の上昇で儲ける
   現値/初値   +銘柄 13社  -銘柄3社

 ・市場変更で儲ける
   東証マザースから東証1部へ
     東証ルールでマザーズ上場銘柄は最低1年間は東証1部に変更不可
     時価総額 40億円  経営利益5億円以上で市場変更
  投資家が大きく変わる
   東証マザーズ   個人投資家、一部の投信
   東証1部     期間投資家、外国人
 ほとんどの銘柄は値上がりしておる

2017年後半  IPO銘柄

 SGホールディングス    佐川急便   
 メルカリ            フリーマーケットアプリ運営
 ワークスアプリケーション業務パケージ 「COMPANY」開発販売
 bittflyer          ビットコイン販売所
 スパイパー          人工くもの糸開発
 マナーフォワード      家計簿アプリ
 free              クラウド会計システム
 ランサーズ          クラウドソーシング事業
 Sansan           クラウド名刺管理サービス

基調講演3  「優待銘柄2017」
    講師  投資家  将棋棋士 桐谷 広人

 ・株式投資は日経平均38000円時代から行っていた
 ・リーマンショックで信用取引で大赤字をだす
 ・3億円  400銘柄を保有運用していた
 ・サブプライム問題の影響で3億円が1.4億円にへる
 ・デートレードで100万円/日の信用取引をする
   フナイ電気株で5000万円信用取引損をする
 ・株式投資の損失で本業の将棋に影響して10連敗する

以上の反省から値上がり期待の投資や信用取引をやめる
3000万円あれば優待制度のある株式で運用すれば4〜5%はとれるので生活できる

 ・100株単位で分散投資する
 ・最低20万円から投資できる
 ・優待制度を止める会社もあるので注意
 ・値下がりしても損切りはしない
 ・優待銘柄はインターネットで検索で探す

桐谷さんおすすめ優待銘柄 2017
 9831  ヤマダ電気   50%引き割引券   3年以上保有で利回り13%
3598  山喜       ワイシャツ     2500円券×2 利回り10%
8005 スクロール    通販会社       500円券×2 3年以上2500円
2719  キタムラ     500円券×2    写真撮影無料サービス
8136  サンリオ     入場券×6枚   利回り3.18%
3387  クリエイト     レストランチェーン

IRセミナー   8966 平和不動産リート 投資法人(東証1部)
  会社概要   本社  日本橋兜町
           上場日  2005年3月8日
           発行済み口数   1014847口
           時価総額 874億円
           関連会社   平和不動産(株)、平和不動産アセットマネジメント(株)
  財務内容
   資産(習得価格)     1666億円
   借入金総額         792億円
   格付け         JCRA(安定的)、R&I  Aマイナス(安定的)

  特徴
    オフィスの収益性とレジデンスの安定性を組み入れた構成
     オフィス   中小型サイズオフィスで構築
             主要都市事業所の需要、平和不動産各営業所地域で展開
     
    レジデンス  東京経済圏、名古屋経済圏は人口減少でも世帯数は増加
            シングルタイプ、コンパクトサイズに投資

    ポートフォリオ状況
       高い稼働率  オフィス   99.5%  レジデンス 96.7% 総合 97.8%
       運用利回り  5.26%
   
     外部成長 
             資産の入替、賃料増額改定、含み益拡大
    内部成長
      稼働率の向上、オフィス賃料増額改定、レジデンス賃料水準の改善
    財務運営
      借入コストの持続的低下、返済期限の分散化、借入余力の拡大
      資金調達手段の多様化

IRセミナー  4588 オンコリスパイオファーマ株式会社  (東証マザーズ)
      会社概要  本社      東京都港区虎ノ門
      神戸検査センター     神戸市中央区港島
      設立          2004年3月18日
      代表取締役    浦田 泰生   従業員  33名
      資本金      55憶7300万円
     事業概要      腫瘍殺傷ウイルスの研究、開発・製造・販売・輸出入
                 医薬品及びがん検査薬の研究・開発・製造・販売・輸出入  
            

     

 事業目標

2016/12

2016/上期

2017/上期

売上高 178 44 19           百万円
営業利益 ▲861 ▲410 ▲509
経常利益 ▲864 ▲416 ▲517

 現預金  3022百万円      研究開発費  208百万円

経営目標  がんのウイルス療法を実現する
        難病治療薬の開発を行う(小さい市場)

経営戦略   早期がん検査---がん局所療法---予後検査---がん全身療法
         テロメライシン(がんウイルス療法) 開発と特徴
          かぜ(アデノウイルス)のウイルスの遺伝子を改変
          がんに直接注射してがんを殺す
          抜け毛、吐き気等の副作用がない
          がんを切らずに治せる可能性がある

開発ステージ動物実験による効果    肺がん  大腸がん
        臨床研究による効果    食道がん(Phase1 企業治験)
                               (Phase1 臨床試験終了)        
                               (Phase2 臨床試験開始)

先駆け審査師弟制度に申請して開発のスピードをあげる。
競合他社にはタカラバイオ、第一三共等がある

まとめ
 今回のIRセミナーは上場平和不動産リートと医療ベンチャーに興味を持ち聞いてきました。
 医薬品として登録されるまで長い期間がかかる企業が株式公開で資金調達をしていることに
 改めて驚きを感じました。

     




   

 2017年

 6月18日   

 

主催者 草食投資隊 表題 草食投資隊

プレミアセミナー

講師   コモンズ投信梶@取締役会長   渋澤 健

     セゾン投信梶@ 代表取締役社長 中野晴啓

     レオスキャピタルワークス梶@代表取締役社長 藤野英人

初めての人半数近く、3人×30分で自己紹介兼ねて長期投資の魅力を再度紹介。

【渋沢さん:隊長】

・投資=INVEST

日本語では「投」げる「資」本というイメージが濃く他人に任せる感覚が多い。

英語では「IN」「VEST(シャツ)」という語源で、運用の考えを自分に取り込むというイメージ。翻訳だけでも真逆に理解されがち。

・(ワク)囲い

人。組織には必ずワクがあり、ワクの外の事を知らない。しかし、ワクを外から俯瞰的に見ると点にしか見えない。

  投資で大事なことは、自分はどんなワクにいる(はまっている)のか、また外から見たらどのように見えているのかを知っておくことは大事。

  出来るだけ、ワクの中から外の情報を取り込むことが大事。必要に応じてそのワクを大きくするようにしていく必要もある。

【中野さん:副隊長/次男】

・「インベスターリターン」≠「トータルリターン」の話。

  セゾンは3兄弟でいち早く10年を迎えた。PRポイントとして「インベスターリターン」>「トータルリターン」を紹介。

  世の中のファンドのほとんどは「インベスターリターン」<「トータルリターン」になっている..損して止めていく人が山ほどいる..USも同じ)

  世界的に有名なマゼランファンド(ピーターリンチ)ですら、高パフォーマンスだがインベスターリターンはトータルリターンを下回る。

※市場の中で上昇幅が良かった上位0.1%の日のパフォーマンスが全体パフォーマンスの約半分を占めている..

※ 金融庁長官の発言からもやっと世間がわれわれに追いついてきた。

※ 「長期」「積み立て」「分散」=インベスターリターンを上げるコツ。

【藤野さん:隊員/三男】

・日本のTOPICS上位10銘柄vs米国時価総額上位10銘柄

 JP=トヨタ/NTT/DOCOMO/三菱UFJ/SB/JT/KDDI/ゆうちょ/日本郵政/キーエンス

 US=APPLE/GOOGL/MS/AMAZON/EXXON/J&J/BH/JPM

 どっちに魅力があるか?ほとんどがUSと答えるだろう。

 日本のINDEXに締める上位銘柄の寄与度は高いので、INDEXを見ていると誤った判断になる。

・過去10年を見ても、上場会社の7割超の株価は上がっている。

 大型位が伸びない中、中型以下は確実に成長している。

・しかし、ここ最近の動き(東芝問題の影響あるか?)大型企業の経営者の動きに変化も感じる、時間はかかるかもしれないが、良い方向への動きを期待している。「ちょっと光が見えてきた感じ。」

・マス需要は確かにUSITが牽引している、しかしそこへの部品供給は日本の地位高い、強い。例えば東京エレクトロン、直近の計画で大幅な投資を決めている。

 全て、マス需要に対する部品の供給だ。

・ひふみ投信はこれからも中小型をしっかり見ていく、100社程度入れてるので外れはあって当然と織り込んでいる、判断の基準が「強くバットを振ってる奴。」空振りもあって、失敗もする。でも強く振らない奴に成長は期待できない。

 これら、外れも含めて年率で10-15%がパフォーマンスとして期待している。(直近の実績では15-18%

質疑+懇親会でのここだけの話..

・今回のセミナーは50人定員だったが、インターネット告知後10分で満員になった

・まだまだ日本人は現金大好き。災害が起こったときにゆうちょ銀行はATMの復旧に尽力した。

 最近の災害は地方が多い..お金を引き出す人より貯金する人の方が多い。(いかにタンス預金が多いか..

代表からの補足

インベスターリターンは金額加重リターンとも言われ、ファンドに資金が流入した時期の比重を高く、資産が流出した時期の比重を低くしている。あるファンドが多額の資金を集めると、流入後のパフォーマンスは流入前のパフォーマンスよりも大きく影響を受けることになる。「このファンドを持っている投資家は実際、どの程度儲かっているのか」を知ることができる指標のこと。

詳細はホームページ http://yokohamayuyu.web.fc2.com/

           投資セミナーコーナーをご覧ください

 

3/12

南大塚ホール

セゾン投信
   株式会社
第10期運用報告会

創業10周年を迎えて

〜これからの飛躍〜

セゾン投信(株)

代表取締役社長 中野 晴啓

 セゾン投信の2つのファンドが2016年12月12日に第10期の決算を迎え2017年3月15日に運用開始から10周年を迎えた。
 ファンド設定当初の運用資産残高8億円は10年後の2本の運用資産総額は1688億円と200倍超となる規模まで成長し、
顧客口座も2千名弱から約12万名と成長してきた。現時点で直販投信のトップになった、顧客の中心は40代が70%を占めているのが
特徴である。
 マナンバー制度、NISA,iDeCo(個人型確定拠出年金)等のシステム投資でコスト増があったが顧客への還元として信託報酬を
0.01%下げることができた。
 日本郵便との資本・業務提携の結果、ゆうちょ銀行ダイレクトでのセゾン投信のファンドの取り扱いが始まる、楽天証券とはiDeCo
での取り扱いにセゾン投信ファンドが採用された。

第10期運用報告   運用部長 瀬下 哲雄

 株式市場の概況

  ・北米、新興国、日本を除く太平洋が大きく上昇し欧州と日本は軟調
  ・資源価格の上昇を受けてエネルギー、素材が上昇した、米国のトランプ大統領就任後に金融が上昇、ヘルスケアは薬価抑制
   などの懸念で下落
  ・2016年の動き、2月頃の中国不安、7月の英国EU離脱で下落したが米国大統領選挙後に大きく上昇

 債券市場の概況

  ・
米国では年初では利上げが先送りされ、堅調な展開となるが大統領選挙後に下落
  ・ユーロ圏では金融緩和の長期化観測で堅調な展開なったが終盤は米国に歩調を合わせて下落
  ・日本は、日銀によるマイナス金利や長期金利操作の導入を受けて堅調
  ・円建てでは、円高の影響を受けて下落基調

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
セゾン資産形成の達人ファンドの運用報告があった。

投資家から見たセゾンファンド
           FPC代表/セゾン投信アドバイザ   房前 督明

ファンド選択のポイント
  
 ・ファンドの運用の目的は理解できるか
 ・その目的を果たすように運用されているか
 ・その結果は満足できるか
 ・将来も継続すると期待していいか

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
 

 ・運用の目的 市場の時価総額を基準に世界の株式と債券に1:1の割合で投資する
 ・価格変動に応じて定期的にリバランスを行う
 ・為替ヘッジは行わない
 ・リスクが少ないので上下も少ない
 ・期別に変動要因はファンドの影響と為替の影響がある

セゾン資産形成の達人ファンド
 
 ・運用の目的  世界のグッドカンパニーの株式に割安に投資して市場平均を上回るリターンを
  目指すファンドを見つける
 ・為替ヘッジは行わない

代表からの一言
 今回は投資セミナーではなくセゾン投信の創業10周年の運用報告会に行きました。
 地方開催を含めて8か所での開催で東京会場には300名程度来ていました。
 最初のころの地方開催会場では10名以下の参加者数もあったそうです。
 報告会終了の後、玄関で中野社長が参加者のお見送りしていましたので 横浜悠々の会10周年記念講演と
 パーティー参加のお礼を述べましたところ、私どもの勉強会の講師にまた、呼んでくださいとの言葉をいただきました。

1月14日 
パシフィコ横浜   
日本経済新聞社
販売局 
横浜日経
日経プレミアムゼミナールIN横浜

第一部 効率的に情報収集をしたい人のための
     「日本経済新聞の読み方」講座
講師:
日本経済新聞社販売局マーケット開発部
   担当部長・日経読み方マスター 
           山野茂樹
   

 

 

第二部・特別講演
「ニッポン最新常識」(仮題)

ジャーナリスト
東京工業大学 特命教授

池上彰氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.池上さんの話は主にTVの民放で聞いていますが、コマーシャルが入る。話が中断されストレスになりますが、
今回は彼は原稿なし、2時間以上、ほとんど詰まることなく立て板に水の如く話をしました。非常に勉強していると感じました。
初めて生の話を聞きました。

2.話の半分は米国大統領選挙でなぜマスコミがトランプの当選を判断ミスしたかについて面白い話を聞きました。
ワシントンポストやNew York Timesなどを日本の新聞は引用するけれども、これらはニューヨークやワシントンの地方紙だということ。
全米に支局はほとんどもっていない。たぶんAPなどの通信社から地方の大統領選挙の記事を買って発刊しているのだろう。
実際に自社で取材はしていないはずとのこと。ニューローくは民主党の牙城。アメリカ全体の予想が間違ってくるのは当たり前とのこと。
ちなみに日経新聞は47都道府県すべてに本支局をもっている。

3.今回の米選挙では大量の偽ニュースが流れた。今後もinternet情報について読者にも取捨選択の責任がある。
大手の会社ではニュースを流すにあたって何段階かのチェックがあり比較的正確だと思う。それに対して、比較的小さい会社がやっていたり、
個人が流しているNEWSは間違った情報が発信されやすい。

4.エマニュエルトッドについて話がありました。詳しくはWikipediaを見てください。引用します。

来歴[編集]
 エマニュエル・トッドは作家のポール・ニザン(1905〜1940)の孫、ジャーナリストのオリヴィエ・トッド(Olivier Todd)の息子として、
1951年にサン=ジェルマン=レーで生まれた。ユダヤ系であるが、家族が第二次世界大戦中に
カトリックに改宗したため、ユダヤ人としての教育は受けていない[2]。1967年から1969年までフランス共産党員[3]だった。
パリの政治学院を卒業後、父の友人であるエマニュエル・ル・ロワ・ラデュリの勧めでケンブリッジ大学に入学した。
家族制度研究の第一人者であるピーター・ラスレットの指導の下、1976年に『工業化以前のヨーロッパの七つの農民共同体』と
題する博士論文を提出し、博士号を取得した[4]。当時ラスレットはアングロサクソンが工業化以前から核家族であったことを
発見していた。
続いて核家族が世界において普遍的な家族構成瀬あることを示そうとしていたが、博士論文において家族構造の多様性を
見出していたトッドはそれに反対し、ラスレットの下を去った。

『最後の転落』(編集)
 同じ1976年、最初の著書である『最後の転落』(La Chute finale)において、10年から30年以内のソビエト連邦崩壊を
人口統計学的な手法で予想し、注目された。この本は7か国語に訳され25歳にして国際的に知られるようになった。前年にベトナム戦争が
北ベトナムの勝利で終結し、ソビエトの威信が高まる中フランスではソビエトでは全体主義に順応した新しいソビエト的人間が生まれ
育っているので体制崩壊はない、という主張があった[2]。これに対してトッドは、ロシア人女性が職字率上昇の後に出産率が
下がるという人類の普遍的傾向に従って近代化していることを示しソビエト的人間説を否定した。また通常は下がり続ける乳幼児死亡率が
ソビエトでは1970年から上がり始めたことを指摘し、体制が最も弱い部分から崩れ始めたと主張した。ソビエト連邦は実際に1991年
に崩壊しトッドは預言者とみなされることとなった。
 この中で1976年に発行したほんの中で1991年のソビエトの崩壊を予言したこと。15年も前に預言しています。注目です。

5・マスコミから中小されるのを奉仕するためか、彼の考え方を述べる場合、”。。。。。ではないか?”と断定せずに、聞いている人の
判断に任せています。

6・先週のトランプの記者会見の中で、トランプが以前にロシアを訪問した際に、”売春婦を部屋に入れた!ことをロシアに情報をとられた。
ゆえに外交上、ロシアに遠慮があるのではないかとするCNNのニュースに対し、トランプは!私の行き先ではそのような場所ではカメラを
すべてチェックしている。ゆえにそのような情報はまちがいだ”と反論しているが、行為そのものについて否定しないところに注目ください。
あるはずのない=ニュースを報道したとCNNを非難している。

7.最後に質疑応答で質問しました。”トランプは中国、日本、メキシコとの貿易赤字を非難している。中国に元高圧力をかけると同時に、
日本にも円高圧力がかかるのではないか?””長期的にはそうなると思う”ただし、みなさんこの言葉から皆さまがFXで投機をしても
池上は全く責任は取りません。
みなさん、自己責任でおやりになってください”

最近 聞いた講演中で一番面白かった                                    吉田信弘

外国には基本的に全国紙はありません。よって発行部数は「読売新聞」等の1割!しかも中立ではありません。
有名な話ですが、ワシントンポスト(高級紙!)の社主は、大統領選中、「トランプ氏はロケットで火星に飛ばしてやる!」と発言。
公平な記事は望むべくもありません。・・こういうことを無視して自分に都合のよいところだけを引用するから、
日本は間違えているだけです。
外人はそういうものだと割り切って記事を読んでいます。
トランプはなかったと言い続けると思いますが、ロシアが映像を出すかは微妙です(出したら面白い)。。出してもでっち
上げだと言いそうです・・それで乗り切れるかどうか?
興味深いのは、トランプ・ブッシュ・クリントンの就任時期の世論調査[信頼できる」「信頼できない」「わからない」の割合が
ほぼ同一ということです。
ハードブレグジットになりそうで朝からポンド2円暴落の日                    桑田

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