金融知識講義内容≪勉強会メンバースピーチ≫2013年

日付・講師

テーマ 内容
木村 美音 講師 「ブータンの話」 これまで3回観光(トレッキング)で訪問している
GNPよりGNH(国民幸福度)で国際的に知られている
ブータンは立憲君主制で王国である
 首都  ティンプーー ヒマラヤ山麓
 
面積
  九州の0.9倍  国土の70%は森林
 
人口
  約100万人
 通貨  ヌルタム(1ヌルタム約1.6円)紙幣のみ8種類

 経済  インド政府との距離を保ちつつ最大の2国間援助を受けている
      輸出産業は水力発電の売買である(インド向け)
      教育と医療が国家予算の歳出の3割を占めている(どちらも無料)
      英語教育がされていて英語が通じる

 交通  日本からの直行便はなくバンコク、インド経由パロ空港(標高2300m)まで
      8時間ぐらいであるが乗り継ぎが悪く2日かかる
 
旅行手配
  旅行会社が申請の代行をする、公邸料金の中からブータン政府観光局にロイヤリ        ティを支払う  
        年間の入国数に制限がある、又、ガイドとドライバーを必ず雇う条件もある

 歴史  6〜7世紀 ソンツエン・ガポ王(観音菩薩の化身)がチベット地方を統一
      8世紀    仏教がチベットの国教となる
      9〜10世紀  仏教弾圧が始まり動乱が起きる
      11〜12世紀  パドマサンババを開祖とする古派その他の宗教の誕生
      14〜18世紀   ゲルク派が興り権力闘争となるが古派が勝つ、その後新派ドゥク派の
                ガワン・ナムゲルがブータンを統一国家とするが、後継に恵まれず
                英国の介入をまねく
      初代国王   1907年英国の協力で世襲制の王国となる
      2代目国王  在位26年で体制の強化に努める
      3代目国王  在位20年で近代国家にして1971年に国連に加盟する
      4代目国王  在位34年16歳で国王となり仙台の路線を引き継ぎGNPよりGNHの
               スローガンで国際的に認識される
      5代目国王  若い国王で東北大震災の見舞いに来日した

代表からの一言 

小さな国家であるが急激な近代化や急速な観光化をせずに国家公務員や学生に民族衣装の
着用を薦めている見識のある国とわかりました。

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